事例紹介2
自殺未遂を何度も繰り返したBさん(40代)とオーバードーズのCさん(20代)の場合

精神病院の閉鎖棟に3回入院されたそうです。
いわゆる産後うつになって、10年、「あまり気にしない方が良いよ。」とご主人がいつも優しい言葉をかけてくれるそうです。
精神科から精神安定剤、抗うつ剤、睡眠導入剤、胃薬など、一日3回、1回に
19錠の服用をされていました。10年間、同じ病院に通っているということで、
セカンドオピニオンを受けられたらいかがですかとアドバイスをしました。
精神科と心療内科に行かれ、医師から減薬を勧められたそうです。
最初は医師の指示通りに減薬をしたのですが、あせりから断薬してしまい、禁断症状が出てしまいました。
覚醒剤や麻薬の恐ろしさ、禁断症状はなんとなく理解していても、精神薬も同じ成分を含んでいるものです。医師の指示に従わない断薬や減薬はとても危険です。
定時制高校に勤務していた時に生徒の薬のオーバードーズや薬の副作用で性格がまったく違ってしまった事例を見ていました。悲しい時に悲しくなくなる薬、元気が出る薬。そのような薬を自分の判断で飲んだらとても危険です。目の前で、薬を一度に20錠近く飲んだ女子生徒がいましたが、それは医師の指示でした。
また、記憶が無くなるというCさんの母親からの相談があり、本人に聴いてみると祖母の精神薬・デパスを勝手に一度に6錠飲み、リストカットをしていたというのです。
その後、二人とも精神科医のもとで、減薬をしながら、オーセンティックカウンセリングをして、Bさんは優しい理解のあるご主人のもとで現在は落ち着いて生活をされています。
Cさんは今も毎週、カウンセリングを継続しています。
遺伝もトラウマも、あなたを支配してはいない。どんな過去であれ、未来はいまここにいるあなたがつくるのだ。アドラー
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